第2章 キャンプの夕食。初めてする米研ぎ。カレーに対する最初の強烈な記憶をキャンプに結び付ける人は少なくないだろう。他に....
第3章 厚みへの憧憬。薄さへの蔑み。まだウスターソースをかけていた。荒挽コショーなどはまだ存在せず、ひたすら祈るようにS&B塩コショーをかけていた。祈りすぎると辛すぎて食べられなかった....
第4章 アオハタは海外の食文化を積極的に紹介しはじめる。代表的なものにレストラン風の上質ルーと他に類を見ないほど缶ごとのバラツキの無い具を....
第5章 比較的保守的な食品分野にあって、常に革新を推進してきたスパゲティーソースにしても約10年前のボンゴレロッソ、ビアンコ、きのこ以降....
第6章 自分にとって異様な味と感じられるものとはどんな味なのか?異質、すなわち美味しいと感ずることができない味。この観点はものの....
第7章 例えば普段食べなれている味噌汁の味を、「やはりうちの味噌汁が一番うまい」というためには、他のあまりおいしくない味噌汁を食べる必要がある。その比較の....
第8章 味は細分化しつづける。というか、人間の味覚が細分化しつづけるのである。戦後の貧しい時代には、とにかく砂糖の....
第9章 しかし、子供時代に食べたもので、いまだにあの味は忘れられないというほどの味はなぜかない。これは経験によって味覚がどんどん洗練されてゆくことに....
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Masato Tamaoki(yoro@st.rim.or.jp) / 1995年5月28日