温泉寺:白鷺伝説

温泉寺は寛文11年(1671)の創建。下呂市湯之島、中根山の山麓にある臨済宗妙心寺派の禅寺、医王山温泉寺。白鷺伝説にまつわる薬師如来像が本尊である。
薬師如来像は木彫の座像で高さ1メートル、作者不詳。月光菩薩、観音菩薩も木彫仏。本堂は寛文11年の建立。
観音堂、庫裡、鐘楼梵鐘。元禄期以降、蝦夷地開拓に力を尽した武川久兵衛の墓所でもある。

温泉寺の白鷺伝説

湯が峰にあった温泉が突然でなくなった翌年、川原に一羽の白鷺が居るのを見つけた村人はそこから湯が湧いているのを発見する。白鷺が飛び去った中根山の松の木の根元には薬師如来像があった。温泉寺ではその薬師如来像を奉る。

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