明治25年創業の栃の実せんべい総本家 養老軒
深山が育んだ素朴な味を楽しむ
当店は岐阜県飛騨地方の下呂温泉、旧飛騨街道沿い店を構えております。明治25年に当地(下呂温泉)で創業いたしました。
栃の実せんべいはパリッとした歯ざわりと玉子をふんだんに使ったふくよかな味わいに、栃の実の独特の風味が加わって、産地ならではの特徴的な味をお楽しみいただけます。 初代からの技法を頑固に守り、深山の恵みを使った素朴な味わいの「栃の実せんべい」を今に伝えております。
その味は『お菓子風土記』(読売新聞社刊)で次のように評価されました。
「栃の実せんべい、名のとおりトチの実のごつごつと浮き出た小判形のせんべいである。きめがあらく、伐り出したままの御影石のような手ざわりが、この菓子のできた明治をいまに引きもどしたような素朴さで、山里の味わいを残している。」 (『お菓子風土記』読売新聞くらしの案内編より)
また小学館発行「サライ」1996年12月19日号の老舗煎餅特集や、 同社発行の単行本shorter library「老舗煎餅」に掲載されました。 1999年6月 婦人画報社刊「老舗の逸品」に掲載されました。
主な受賞歴
昭和4年10月 全国温泉博覧会・全国土産品評会にて一等金牌受領。
平成6年 第22回全国菓子大博覧会にて金賞受賞。
初代が確立した技法を頑固に守り、深山の恵みを使った素朴な味わいの「栃の実せんべい」を伝えてまいります。